個人年金の種類別メリットとデメリット

(保障期間付)有期年金のメリット・デメリット

有期年金は、多くの一般人の方が利用する個人年金のプランのひとつです。他の個人年金と比較した場合、保険料が安いので、加入しやすいというのがその理由でしょう。比較的加入者が多く、安心できるプランというのは、メリットと言って良いかと思います。

 

また、死亡一時金が配給される保障期間などを設けることも可能です。保険料が比較的抑え目なので、様々な保障を追加しやすいという点もメリットとなります。

 

その一方、個人年金の中で最も将来に対しての不安が残るプランでもあります。有限なので、年金はどこかで支払いストップとなってしまいます。もしそこまで長生きした場合、果たしてその後はどうすれば良いのかという不安はどうしても残りますね。そう考えると、安心感という点ではややデメリットが発生してしまう事になってしまいます。

 

あちらを立てればこちらは立たず、というのは、仕方のないことではあります。どのようなプランを選んだとしても、メリットとデメリットは存在するのです。問題は、何を重視するかです。

 

若いうちから多額の保険料を払う余裕がなければ、必然的にこの有期年金を選択することになるでしょう。

 

とはいえ、契約でどれくらいの年齢まで支給されるかという点は決まっているので、そこをひとつの人生の目標にできるという点では、ある意味有限でもメリットと言えるかもしれません。

 

75歳まで年金が普及されるなら、とりあえず75歳までは生きよう、という気分になってくるものです。老後は、そういう目標というのはなかなか設定できないので、結構重宝します。